夏間近!湘南・茅ヶ崎のアスファルトや砂浜での火傷にご注意を|愛犬の肉球を守るためにできること

暑くなる季節、犬の足裏が危ないって知ってましたか?

湘南や茅ヶ崎の夏は、海風が気持ちよく、つい早めの浜辺散歩やお出かけをしたくなりますよね。
でも、この季節のアスファルトや砂浜は、犬の肉球にとって非常に危険なんです。

実は、日中の地面の温度は私たちが感じる以上に高温になり、火傷を負ってしまう犬が毎年増えています。
今回は、アスファルトや砂浜による肉球の火傷を防ぐために、飼い主さんが知っておきたいポイントをお伝えします。


肉球はデリケート!火傷はこんな時に起こります

犬の足裏にある「肉球」はクッション性があり丈夫そうに見えますが、皮膚はとても薄く敏感です。
以下のような状況では簡単にやけどを起こしてしまいます。

  • 真夏の日中のアスファルト(表面温度50〜60℃以上)
  • 砂浜(海辺でも日差しが照りつけると60℃超え)
  • 日陰が少ない河川敷や公園の人工芝・ウッドデッキ

地面が熱すぎるかどうかの目安:
▶️ 飼い主さんが自分の手の甲で5秒間触れられなければ、犬にとってもNG!


実際にあった症例:こんな肉球トラブルに注意!

当院にも、以下のような症例で来院される方が増えます:

  • 肉球の表面が赤くただれてしまった
  • 足をかばって歩かなくなった
  • 肉球に水ぶくれができた
  • 歩いた後に血がにじんでいた

これらは、「熱い地面を歩かせたことによる熱傷」が原因です。


飼い主さんにできる火傷対策5選

  1. 散歩は早朝または日没後に!
     地面の熱が落ち着く時間帯を選びましょう。
  2. アスファルトではなく土や芝生を選ぶ
     なるべく自然素材の地面を選び、木陰も活用しましょう。
  3. 犬用の靴や靴下を活用する
     嫌がる子もいますが、慣れれば快適。砂浜では砂避けにも◎。
  4. 保冷剤入りのベストやクールスプレーで体温調整
     体全体の熱中症対策にもつながります。
  5. 地面の温度を必ず手でチェックする
     気温25℃でもアスファルトは40℃以上になることがあります。

肉球に火傷の症状が見られたら?

以下のような様子があれば、すぐに動物病院を受診してください。

  • 足を触られるのを極端に嫌がる
  • びっこを引く、立ち止まって歩かない
  • 肉球の変色(赤、白、黒く焦げたよう)
  • 肉球や指の間がジクジク、出血している

応急的に流水で冷やす・保冷剤で冷やすことも重要ですが、火傷は時間とともに悪化することがあります
自己判断せず、なるべく早く診察を受けましょう。


まとめ|夏の湘南・茅ヶ崎で、楽しい散歩を続けるために

湘南・茅ヶ崎のような海辺の町では、浜辺の散歩やおでかけが日常ですが、犬にとっての「地面の温度」は私たち以上に厳しいもの。
少しの工夫で愛犬の火傷は防げます。

「暑いからやめておこう」「早朝にしよう」――その判断が、犬の健康を守る一歩になります。

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茅ヶ崎市・藤沢市エリアで病気の予防関連でお困りの方は湘南ルアナ動物病院(湘南Ruana動物病院)までお気軽にご相談ください。