犬の睡眠と夢|寝ている時のいぬかきは大丈夫?

はじめに

「犬はどれくらい寝るの?」「寝ているときに足をバタバタさせるけど大丈夫?」——飼い主さんからよく聞かれる睡眠にまつわる疑問を、わかりやすくまとめました。犬の睡眠時間犬も夢を見るのか、そして気になる寝ている時の「いぬかき」が神経症状なのかどうか、見分け方まで解説します。

犬の睡眠時間はどれくらい?

犬の睡眠時間は年齢や生活環境で大きく変わります。

  • 子犬:1日18〜20時間
  • 成犬:1日12〜15時間
  • 高齢犬:1日15〜18時間

犬は人よりも浅い睡眠をこま切れにとる傾向があり、物音で目を覚ましやすいのが特徴です。これは野生時代の名残で、環境の変化にすぐ対応するためと考えられています。

犬も夢を見るの?

結論から言うと、犬も夢を見る可能性が高いと考えられています。

犬にも人と同じようにノンレム睡眠レム睡眠があり、レム睡眠中は脳が活発に働きます。このタイミングで、

  • 足をピクピク動かす
  • しっぽを振る
  • クンクン鳴く、寝言のような声を出す
  • いぬかき様運動

といった行動が見られることがあります。散歩や遊びの記憶が夢として再生されているのかもしれません。

寝ている時に“いぬかき”するけど、神経症状?

寝ている犬が走るように足を動かす(いわゆる“いぬかき”)と、てんかんなどの神経症状では?と心配になりますよね。

多くの場合、これは夢を見ている時の正常な行動です。ただし、注意が必要なケースもあります。

神経症状か夢かの見分け方

以下のポイントが判断の目安になります。

夢である可能性が高いサイン

  • 寝ている時だけ起こる
  • 数秒〜1分程度で自然におさまる
  • 名前を呼ぶ・体に触れると目を覚ます
  • 目を覚ました後は普段通り

神経症状を疑うサイン

  • 起きている時にも発作がある
  • 体が硬直する、意識がない様子
  • 5分以上続く、何度も連続して起こる
  • 発作後にぼーっとする・歩きにくい(発作後盲目など)

「いぬかき」している前足にそっと手を置いてみましょう。神経症状(痙攣発作)の場合は不随意運動のため、手を押し退けて「いぬかき」を続ける可能性が高いです。また、可能であればスマートフォンで動画を撮影しておくと診断の助けになります。

飼い主さんができること

  • 寝ている時の軽い“いぬかき”は無理に起こさない
  • 生活リズムを整え、安心して眠れる環境を作る
  • 異変を感じたら動画を撮って動物病院に相談

まとめ

犬は人よりも長い時間眠り、夢を見ることもある動物です。寝ている時の“いぬかき”の多くは心配いりませんが、持続時間や意識の有無によっては神経症状の可能性もあります。迷ったときは「様子見」せず、早めに動物病院に相談しましょう。


LINE友だち追加で診察予約、病院の最新情報はinstagramからチェックできます!!



  


辻堂・茅ヶ崎市エリアで病気の予防関連でお困りの方は湘南ルアナ動物病院(湘南Ruana動物病院)までお気軽にご相談ください。