冬に多い犬の皮膚病とは?原因・対処法・動物病院を受診すべきサインを解説

はじめに

寒さが厳しくなる冬は、犬の皮膚病が増えやすい季節です。
「最近よく体をかく」「フケが増えた」「皮膚が赤くなっている」など、冬になると愛犬の皮膚トラブルに悩む飼い主様は少なくありません。

この記事では、冬に多い犬の皮膚病について、

  • 冬に皮膚病が増える原因
  • よく見られる皮膚病の種類
  • ご家庭でできる対処法
  • 動物病院を受診すべき目安

を分かりやすく解説します。

冬に犬の皮膚病が多くなる原因

① 空気の乾燥による皮膚バリアの低下

冬は湿度が下がり、犬の皮膚も乾燥しやすくなります。
皮膚のバリア機能が低下すると、かゆみ・フケ・赤みが出やすくなり、皮膚病につながります。

② 暖房環境による影響

エアコンやヒーターの使用は室内をさらに乾燥させます。
特に室内犬では、皮膚の水分が奪われやすく、慢性的な皮膚トラブルが起こりやすくなります。

③ 皮脂分泌の低下

冬は皮脂の分泌量が減少します。
皮脂は皮膚を守る役割があるため、不足すると刺激に弱い皮膚状態になります。

冬に多い犬の皮膚病の代表例

乾燥性皮膚炎

冬に最も多い犬の皮膚病のひとつです。
フケが目立ち、軽度〜中等度のかゆみを伴うことが多く、放置すると炎症が悪化します。

脂漏症(乾性)

皮脂の分泌バランスが崩れ、皮膚がカサカサ・ゴワゴワした状態になります。
体臭が強くなるケースもあります。

アトピー性皮膚炎の悪化

もともとアレルギー体質の犬では、冬の乾燥が引き金となり、症状が悪化することがあります。

細菌・真菌感染の併発

皮膚バリアが壊れると、細菌やマラセチアなどの感染が起こりやすくなります。
赤み、ベタつき、脱毛が見られる場合は要注意です。

飼い主様ができる冬の皮膚病対策

室内の湿度管理

加湿器を使用し、湿度40〜60%を目安に保ちましょう。
人にとって快適な湿度は、犬の皮膚にも優しい環境です。

シャンプーの頻度を見直す

洗いすぎも洗わなさ過ぎも皮膚には悪影響を及ぼします。
皮膚が健康な子は月に1〜2回の頻度で、膿皮症の子は週に2〜3回を目安に皮膚の状態に応じて頻度を調節しましょう。また、抗菌シャンプーをおこなった際は保湿も忘れずに。
獣医師に相談し、皮膚状態に合ったシャンプー剤・頻度を選びましょう。

保湿ケアを取り入れる

犬用の保湿スプレーやローションは、乾燥対策として有効です。
フォーム剤・スプレー・クリーム・ローションなど様々な性状の製品がありますので、皮膚や被毛のコンディションにあったものを選びましょう。

食事・栄養の見直し

オメガ3脂肪酸など、皮膚の健康をサポートする栄養素が不足していないか確認しましょう。

動物病院を受診すべき犬の皮膚病サイン

以下のような症状が見られる場合は、早めの受診をおすすめします。

  • かゆみが強く、眠れない・掻き壊す
  • 赤み、ただれ、脱毛が広がっている
  • ベタつきや強い体臭がある
  • ケアをしても2週間以上改善しない
  • 元気・食欲の低下を伴う

冬に多い犬の皮膚病は、早期対応で重症化を防げるケースがほとんどです。

まとめ|冬に多い犬の皮膚病は「乾燥対策」と「早期受診」がカギ

冬は乾燥や暖房環境の影響で、犬の皮膚病が起こりやすい季節です。
軽いフケやかゆみでも、放置すると慢性化することがあります。

日頃から皮膚の状態をチェックし、異変を感じたら動物病院に相談しましょう。
愛犬が快適に冬を過ごせるよう、早めのケアが大切です。

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